「100匹目の猿」
宮崎県の幸島という所で、1950年代に生物学者達が猿の生態の研究をしていました。
1952年、猿たちは山にいて食料がなくなると、村に来て食べ物をとっては村人ともめているので、
人間には近づいてこないし、観察がしにくい状況でした。
そこで学者達は島で平和的に研究を続けるため、浜辺に芋をまいて猿たちをおびきよせようと試みたわけです。
猿たちは芋が好きで、浜辺に来ては拾って食べるようになり、だんだん人間にも慣れてきて観察しやすくなりました。
その中で18ヶ月の小猿が、(この猿を”イモ”と呼んでいました。)
水の中に芋を落として、それを拾って食べたら「ジャリジャリした砂が口に入らない!」 という事を偶然発見しました。それから小猿は、毎回芋を水の中に入れてから食べるようになり、その事を母親猿や遊び仲間に教えて、だんだん島の猿の中に広がっていきました。
1958年、幸島で100匹目の猿が芋を洗って食べる事を覚えた時、
何十キロも離れた他の島の猿も同時に、芋を洗って食べ始めたのです。
Phase Transition (フェーズ・トランジション)
ある集団全体の中の何%かが、同じ事を実行または同じ考えを持つ事で、
全体が同調し、その集団全体が変化する現象。

ここにきて「100匹目の猿」の話はライアル・ワトソン博士の「作り話」であったという、ハートブレークな記事を読みました。この話が実際に無かったとしても、
思考(意識)が現実を作り出すと考えるならば、この現象(フェーズ・トランジション)の可能性は、否定出来ません。
集団現象や流行というのはどうやって広がっていくのでしょうか?
見えないことを証明するのは難しいことですが、
やはり意識(エネルギー)が同調、共鳴して変わっていく、影響されていくとは考えられないでしょうか!?
2008年2月11日 デニス・バンクス (アニシナベ族)を中心に「The Longest Walk2」 がカリフォルニア州サンフランシスコを出発しました。「All
life is Sacred, Save Mother Earth.」「全ての生命は神の使いである。母なる大地を守ろう」をスローガンに、5ヶ月後の7月11日ワシントン
DC到着を目指し、4,400 miles (7,040 km)という距離を、彼らは大地に感謝を捧げ、ゴミを拾いながら歩いています。
世の中には、恐怖を利用した誘導、欲望を刺激した誘惑、これらは人を変えると同時に、人を支配するために使われています。何かに支配されているときは、自分の意識や行動が現実に影響することも忘れています。感情はエネルギーです。
2008年3月11日 浦野素衣
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